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せっかくだから何か楽しいコーナーを作ろうという乙の強引な
指示にて実現した当コーナー「ムービー制作後記」

作ったムービーは半年後まで触らぬ神に祟りなし状態じゃあなんかもったいない
ということで不定期ながら作ったムービーにあれこれ言えることはぶっちゃけちゃえと思います。

第一回は「殻ノ少女」です。


癸乙夜

鯵乃
今回は打合せはボクひとりで行ってきたんですが、
日程間違えちゃいまして・・・
しっかりしてくださいね・・・(汗
はい・・・反省してます。反省終わり!
さて、InncentGreyさんとお話をしてですね、 美少女ゲームらしくない
スタイリッシュなムービーを作ろうという 話になったんですよ。某○3みたいな・・・w
方向性を固めるのに苦労しました
実際、制作開始してから数日はなかなか手につかなかったよね。
でも苦労した分、異色の作品に仕上がったんじゃないかなと思います。
一貫したシーンのイメージは

・極力余白を利用した真っ白なシーン。
・キャラクターのイベントCGは敢えてあまり使わない。
・かといって、せっかく綺麗なイベントCGを使わないのはもったいない。
・シーンの切り替えに変なモーション入れるとなんか違う。

という認識を二人の間で統一させて制作にあたってます。

そこに生と死という作品の持っているテーマを重ねました。
人間が生きてることは対照となる死があることでしか
認識できないという隣り合わせな感じ。
生死観って難しいよねえ。私もまだまだ若い(?)20代なので
あんまり賢しいことを書くと反応が怖いのですが、お互いのイメージはなるべく話し合いました。
制作が進むと、どうしてもお互いの認識の違いが出てきますね。
普段はゲーム中のCGから想起するシーンをムービーに盛り込むのですが
今回は一歩進んでボクらの中にある作品に対するイメージをムービーに盛り込んだので
どうしても二人の異なる人間性がにじみでちゃったかもしれないね。
最後に出る、InncentGreyの表記はぼくらの手書きです。
コピー用紙に模型用の塗料と筆で書いては捨て書いては捨て
なんとも総当りな方法を駆使して完成。
あれは苦労したw 画材も割り箸ペンとか模型用の筆とか部屋にあるアリモノで
かなりの枚数試行錯誤したからねえ…(汗

ちなみに次の仕事の時にこの制作手法のイメージを引っ張ってしまい
制作が難航したという余談があります。それではまた次回、次はどの作品をぶっちゃけちゃおうか!?
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